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"夢見る人は眠っている夜の間に、昼の素晴らしさを再発見するのだともいえるであろう。---バシュラール"※コメントは承認制ですが、マナー違反でなければ表示いたしますので、お気軽にどうぞ。
by luna-tea

ブログ、当分お休みします。

どうしても時間が取れないため、こちらのブログは当分お休みします。
来て下さっている方々もいるのに、申し訳ありませんm(__)m
もしかしたら定期的に来られる方がいるのでは、と思い(弱小ブログなのでそんなことはないと思いつつ)、当ブログを休止しようと思いました。
閉鎖することはありません。
こちらのマイペースなブログも愛着があるので…。

現在、別館で海外ドラマ『スーパーナチュラル』の天使カスティエルを中心にしたブログを運営しております。
この番組やキャラ関連で来られた方、ちょっと覗いてやってもいいよと思われる方は、Lunate Gardenにも足をお運びいただければ幸いです。



では、いつか再開できる日を夢見て…。

# by luna-tea | 2011-08-17 10:46 | その他

『クリスティーナの世界』~ゆっくりと…

東北関東大震災という大変な事態が起こってしまいました。
今は、自分のできる限りのお手伝いをさせていただくことにしています。
被災された方々に心からお見舞い申し上げます…。

真の意味での救済、復興、そして癒しはまだ先のことかもしれません。
それでも、ゆっくりと少しずつ前進を続けている人々がいることを聞くたびに、こちらも何とか少しずつ前へ進もうという気になります。

そして、ふと思い出したのが『クリスティーナの世界』という絵。




ピンクのワンピースを着て座った女性が見ているのは、草原のはるか向こうにたたずむ家。
草原、家、その周りの空間が圧倒的な質感を持っていて、"静寂"の存在そのものを感じる。
そして、これから何か始まるのではないかというストーリーを喚起させる一瞬のイメージ。
この絵を初めて見た時に感じたのは、そういうことだった。

その後に知ったこの絵にまつわること。
作者のアンドリュー・ワイエスはアメリカ・リアリズムの代表的な画家で、アメリカの原風景を描き続けた。
ワイエスは生来、身体が弱く(孤独な心もかかえていたという)家庭教師から教育を受けた。
旅行もほとんどせず、生涯を生地と別荘の二つの場所の風景と人々を描いている。

この絵の女性は、ワイエスの別荘の近くに住むオルソン家のクリスティーナ。
彼女は生まれつき、手足が不自由だったが(Wikipediaに書かれているようにポリオではないらしい)、家事全般、生活のことは何でも自分でやっていた。
そして花を愛し、猫を可愛がる明るい女性だったとも。
この絵は、はるか離れた自分の家へ帰ろうとしている瞬間をとらえたもの。
ゆっくりと、けれど自分の意志で踏み出そうとする一歩。
それが今、心の中に沁みてくる。

そのような、どこかひそやかな力を与えてくれるとともに、やはり自然を超えた形容しがたい"何か"をはらんだ作品に思える。
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# by luna-tea | 2011-03-26 15:28 | アート | Trackback | Comments(0)

2010年も終わり…好きなものがたり

いつの間にかバタバタしている間に2010年も終わりになってしまいました。
いろいろな事情でほとんど更新できない状態ですみません!
2011年がどうなるかは、まったくわからない状態です。
が、好きなものだけでも羅列できたら、と思ったりするのですが…どうなるやら。

以下は、書こうと思っていた女優さんの写真を。
年末にこれでも眺めて、頭を切り替えようと思います。

イザベル・アジャーニ


ナスターシャ・キンスキー

ソフィー・マルソー

エマニュエル・べアール

ドミニク・サンダ

シャーロット・ランプリング

更新していないにも関わらず、見に来て下さった方々、ありがとうございます。
2011年がすばらしい年になりますように!
# by luna-tea | 2010-12-31 16:32 | その他 | Trackback | Comments(2)

『オリヴィエ・オリヴィエ』~彼は誰?



フランスの田舎町に住む獣医セルジュと妻エリザベト、その子どものナディーヌとオリヴィエの一家。
ある日、姉ナディーヌの代わりに祖母に食事を届けに行った8歳の男の子、オリヴィエが失踪する。
数年後、オリヴィエらしき青年が見つかった。
彼はパリで男娼をしていたのだ。
母親のエリザベトは、彼が無条件にオリヴィエであることを信じ、ナディーヌは、彼が偽物であると疑っている。
一体、彼は本物なのか偽物なのか?

もうずいぶん前に1度見た映画だが、あの物語の人物描写と曖昧さと不思議な雰囲気がミステリアスで、印象に残っている。

オリヴィエが失踪する前からの、母エリザベトの溺愛ぶり。
彼女の愛がナディーヌに向くことはなく、それが幼いころからナディーヌの弟の対する複雑な想いに影響しているようだ。
オリヴィエが失踪してから(失踪する前からその芽はあったけれど)、この家族はそれぞれ関係がぎこちなくなっている。

数年後に現れたオリヴィエはその家族の繋がりに波乱を巻き起こす。
彼は、エリザベトやセルジュに対しては息子であると同時に誘惑者のような態度を取る。
ナディーヌに対しても同じような態度で接するのだが、彼女は一度は避ける。
このシーンでオリヴィエを避けるために、ナディーヌは不思議な能力を発揮したような気がするのだが、記憶違いだろうか?
結局彼女はオリヴィエと関係を持つ。ナディーヌは彼が偽者であり、他人であると思っているから。

その後、この青年がオリヴィエ本人しか知り得ないことを知っていることに気づき、ナディーヌは彼がオリヴィエ当人なのだろうかと思い始める(ここは近親相姦的な危うさが漂う)。
そして結末、失踪当時の謎が判明する。だが、その謎が解かれた後もどこか曖昧で謎めいている。
これは、監督のアグニェシュカ・ホランドが、新聞の記事を元にして自由に創作した作品。

オリヴィエ役のグレゴワール・コラン、美形ではないが、繊細さとでたらめさ、そして艶やかさが同時に存在する魅力を発揮している。

彼女の作品には、アイデンティティの揺らぎという意味では『ヨーロッパ・ヨーロッパ』という映画もある(これもまた印象的な映画だった)。
その後、レオナルド・ディカプリオが詩人のランボー、デヴィッド・シューリスがヴェルレーヌ、ロマーヌ・ボーランジェがヴェルレーヌの妻を演じた『太陽と月に背いて』を撮影している。
『タイタニック』でメジャーになる前のディカプリオ、青年と少年の間を揺れ動き、生を激しく燃焼するランボーもなかなか奮闘していたが、長い指の美しいシューリスのヴェルレーヌもいい。

ポーランド出身のホランド監督、その後、コッポラ監督に見いだされて、ハリウッドで映画やTVドラマを撮っている。
初期の頃のようなミステリアスな雰囲気の作品を作ってほしいものだ。
# by luna-tea | 2010-07-10 20:41 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画、ドラマの中の天使たち

"天使"という存在に何となく惹かれる。


今、私が一番気に入ってるのは、アメリカのドラマ『スーパーナチュラル』シーズン4より出てくる天使カスティエル。

内容は、ディーンとサムのウィンチェスター兄弟がアメリカ中をゴーストハントするドラマ。
シーズン4から、天使と悪魔の戦いという要素も加わっている。
天使と言っても人間の都合を考えるような存在ではない。
ガブリエル、ウリエル、ミカエル、ルシファーなど出てくる天使は感情に動かされることもない。
その中で主人公に心を動かされるのがカスティエルだ。
見た目は、トレンチコートの少々お疲れ気味のサラリーマン。
それは乗り移った"器"である人間の姿なのだが。

私の苦手なホラー系なのに、彼が出てきたおかげで観るはめになっている。

この『スーパーナチュラル』から連想した天使登場の映画がいくつかある。


『コンスタンティン』
キアヌー・リーブズ扮する悪霊払いの探偵が人間と悪魔のハイブリッドな"ハーフブリード"と戦うホラーファンタジーアクション。
アメコミ原作。
この中に天使ガブリエルが女優のティルダ・スウィントンだ。
男性でも女性でもない存在を演じられるのは彼女だけかもしれない。
最近、人間くさい人物も演じることが多いけれど、彼女には浮世離れした役の方が魅力的のような気がする。
イギリスのデレク・ジャーマン監督のミューズだったイメージが強いからかも。


『ゴッド・アーミー/悪の天使』
B級カルト映画?
神に裏切られたという恨みから天使たちを率いて人間界を破壊しようとする天使ガブリエルと悪魔と人間の戦いを描いたホラーアクション。

何よりも配役が魅力。
人間界の破壊をたくらむガブリエルにクリストファー・ウォーケン、ガブリエルの野望を阻止しようとする天使シモンにエリック・ストルツ、堕天使ルシファーにヴィゴ・モーテンセン。
他にアマンダ・プラマーなども出ている。

天使が魂を吸い取るという行為が口づけという形で行われる。
そのためか、赤毛で碧い眼の端正なエリック・ストルツが行うと妖しい雰囲気が漂う。
クリストファー・ウォーケンやヴィゴの所作も不思議なカリスマ性を感じる。

『ベルリン・天使の詩』
ヴィム・ヴェンダーズの代表作の一つ。
ドイツがベルリンの壁によって、東西二つの国に分かれている時代。
サーカスの女性に恋した天使ダミエルの物語。
ヴェンダーズの作品は、ともすれば、観念が先に出すぎたりするのだが、この作品では天使が見たり感じたりする人間の風景や言葉の詩的な部分に魅力がある。
この作品の天使たちの見た目は、中年男性そのもの。
それまでの天使のイメージを覆したという意味は大きいのかもしれない。

他に舞台劇で、アメリカでTVドラマ化された『エンジェルズ・イン・アメリカ』の美しく神々しいが、恐ろしさも感じるエマ・トンプソン、『天使とデート』の可愛さ(だけ)を堪能できるエマニュエル・べアールなど、それぞれ魅力的な天使がいる。
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# by luna-tea | 2010-02-20 22:44 | 映画 | Trackback | Comments(2)
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